巨乳苦手男が巨乳の彼女と初体験 『ぷるるん艶レシピ』(2012/05/14)
◆『ぷるるん艶レシピ』(橘真児、双葉文庫、630円)
幼児期に添い寝の母親が授乳中にうたた寝したため、窒息させられそうになったトラウマから、大きな乳房が苦手の富永良雄、営業部員で25歳。経理部にいる24歳の西野万里を思い続け、やっと相愛になった。小柄なボディーで愛くるしい彼女は、乳房も小さく見えたが、初体験のチャンスにブラウスの胸をくつろげると、さらし木綿を巻いた下から巨乳が飛び出し、勃起も萎えてしまった。中学生時代から豊乳をジロジロ見られたり、痴漢のターゲットにされたりしたので、小さく見せていたという。クンニに集中した良雄は、再び奮起した分身を確認して−−
《身悶える彼女の膝を離させる。
(え、すごい)
むっちりした太腿のあいだに腰を割り込ませた良雄は、亀頭(きとう)の捉えた女陰がさっき以上に熱く潤っていることに驚いた》
《「いいわ。来て」
恋人の腕につかまり、再び瞼を閉じる。健気なふるまいに愛情を募らせ、良雄はかすかに震える唇にそっとくちづけた。
「いくよ」
短く告げ腰を沈める。
「−−くうぅッ!」
亀頭の裾(すそ)が処女膜を限界まで押し広げると、苦悶の呻(うめ)きをこぼした万里が背すじを弓なりにする。大きな乳房がたぷんと波打った》
それぞれ苦手のある男女たちが、それでも熱く淫らに燃えて……。
(文芸評論家・永田守弘)
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